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僕は、四年前にもう無い命を天理教の神様に救けていただきました。その御礼とご恩報じのひのきしんとして毎日、天理教の御教えや体験談などのブログを書かせていただいています。(このブログは、『○天理教よふぼくの集い●』のコピー日記です。)
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その時、背後にことが立っていた。「おお…天理の先生…おらぁ…ずっと待ってましただ…もう来てくれるかもう見えるかと…昨夜十二時…小用に起きようとしたら…起きれた…歩けたよ…ほらこの通り…治ってしまっただ…嬉しくて嬉しくてなぁ…みんな先生のお蔭だぁ…」老婆はむせび泣いている。「おおそうだったか…神様…有難うございました…」先生も、わっとその場に泣き伏した…。「先生…おらが沸かしたお茶だ…飲んでくんろ…」ことが嬉しそうに運んでくると、先生はことの顔に目を遣った。「よくぞ…そのように助かってくれたなぁ…」庭先に落ちている短刀を拾い上げ―「おおこれは…」と察した弥八は、たまりかね目頭を拭うて、「先生!」と、差し出す。「弥八つぁん…間違いなく神様はあったねぇ…」先生は彼の手をぐっと握る。そこへこそこそ入って来た弥四郎は、諸手をついて、「先生…どうか勘弁して下せぇ…俺ぁすまねぇ…すまねぇと…何とお詫びしょうかと…先生を迎えに行って…道端で土下座していただぁ…この通りですだ…許して下せぇ…」と言うや泣
き崩れた。弥八―「お父っあん…ほら見ろよ…これ先生の短刀だぁ…」弥四郎―「ああすまねぇ…」感激と涙で紅潮した先生の、「いいんだよ…いいんだよ…それより皆さん…神様のご自由用が分かりましたか…」の言葉に、一同は庭先に平伏して只低頭するのみだった…。臼田ことの息子弥八は後布教して大生分教会初代会長となった…。

おわり
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